【目標達成には必要なのはスキルだけではない】
「他人がポイッて捨てた運を拾っているんです。」これは野球の大谷翔平選手の言葉です。
大谷選手は高校時代に立てた目標が「160キロ」「8球団からドラフト1位」でした。その目標を達成する手段のひとつとして「ゴミ拾い」をやってきたそうです。
私自身これにはびっくりしました。目標達成に関係ないのでは?と思ってしまったのですが、このことについて本でもこんなことを語っていました。
「技術や体力だけでは一流にはなれない」小さなゴミでも見て見ぬふりをしていてはダメだということです。
つまり練習は真面目にやっているけど私生活がだらしないと技術や体力は伸びていかないという大谷選手の考え方ではないかと思うのです。
身の回りの気配りができてこそ野球に取り組めるということなんですね。
学生のときは掃除の時間というのは小学校でも中学校でも高校でもありました。
それは単なる教室をきれいにするといことだけではなく人としての成長などが本当の目的なのかもしれません。
私は家でもそうですが、部屋の掃除をして疲れたと感じることはありますが嫌な気持ちになったことがないと感じます。
むしろ何かをやってみようという意欲が湧いてきたことさえあります。掃除をする、ごみを拾うということは大事な運だったり自信だったり、そういったことを自分に身に付けることができることなのかもしれませんね。
目標達成に向けて技術やトレーニング以外にもこのような作業も取り入れてみてはどうでしょうか。