【何を言うかよりもどう聞くか】
指導する人はどんなことを言ったら相手はわかってくれるのか、または何を言ったらやる気を出してくれるのかなどの悩みを持った方が最近では多いように感じています。
確かに指導者や親が選手にかける言葉を選ぶことは重要なことだと思います。
しかしもっと大事なことは何を言うかよりも「どう聞くか」だと思います。
人は自分のことに一番関心を持っているということを本で読んだことがあります。だから自分に関心を持ってくれる人(話を聞いてくれる人)には心を開くことができるということなのです。
つまり指導者や親の聞き方によってわかってもらえたりやる気を起こさせたりできるのということです。
コーチングのスキルに傾聴があります。ちゃんと相手に寄り添って話を聞いてあげることです。
それができれば相手はこの人はちゃんと自分の話を聞いてくれる人だと感じて信頼関係もよくなります。それができた上で何を言うかを考えていけば相手の心に響く言葉になるはずです。
ポイントは相手の話に関心を持って聞くことです。そして否定したり途中で自分の考えを言わずに最後までしっかり聞いてあげてください。そうすると安心感や信頼関係も良くなっていきます。