【選手の可能性を信じること】
「子供たちは無限の可能性を秘めている。それが私自身の人生と指導経験から得た嘘偽りない実感です。しかし、それを伸ばすも潰すも周囲の大人次第だというのもまた真実なのではないでしょうか。」高校野球監督を務める松葉健司監督の言葉です。
大人の指導によって子供が伸びていくのかが決まるということ。
中にはやる気が出ない選手もいます。
環境が悪かったり結果が出せなかったりでやる気を失ってしまう選手が多いと思います。
そんな選手をやる気にさせることも指導者の役割だと思います。
無限の可能性を持っているのならまずは指導者がその選手を信じてあげることが大事です。環境が悪くても甲子園で優勝したチームだっています。
環境が悪いからやる気が下がって当たり前と思っていてはだめです。悪いなりに何かできることは必ずあるはず。
まずは指導者がそう考えてあげなければ選手だってやる気が出てきません。
無限の可能性を引き出すのも指導者次第だということです。
コーチングでも同じです。コーチが相手の無限の可能性を信じて初めて相手をサポートできるのです。
コーチングで言えば「コーチングマインド」というものです。これはどのように発揮するのかというと相手の無限の可能性を信じること、相手の100%味方であるということ、相手が必ず答えを持っているということです。
このような考え方で接すると選手はやる気を出してくれるはずです。そして前向きに練習やトレーニングに取り組むことができるのです。
指導者が選手を指導するうえで持っていてもらいたいマインドだと思います。そう接することで少しずつ変わっていくはずです。