【最悪を想定しておく】
「最悪を想定するのは、失敗するかもしれないと弱気になるためではなく、何が起きてもそれを受け止める覚悟があるという決心を固める作業でもあるからだ。」
サッカー日本代表キャプテンの長谷部誠選手の言葉です。
どんな状況になるかを想定しておくことは大事なことです。それはいいことばかりではなく最悪なことも想定したうえでプレーすることが必要です。
いざというときどうしたらいいのか分からなくなってしまうからです。
野球でも同じで、例えば勝てる相手に5点差をつけられてしまったらどうやって戦うべきなのか、どういう戦略を立ててどういうプレーをしていくのかを考えることです。
それができていないと5点差もつけられてしまった、どうしよう、こんなはずでなかった、負けてしまうかもしれない・・選手全員がそんな気持ちでプレーしていたら普段通りのプレーはできません。
大事なのは最高の状況も最悪な状況も想定しておくことです。
私が守備についているときはよくこんな打球が飛んで来たらどうしようといつも考えていました。そのときは弱気になっていましたが今思えばしっかり状況を想定できていたと感じています。
個人のプレーも同じで何通りも想定しておくことで自分がどういうプレーをするのか戦略が立てることができるのです。
いいことばかり考えてプレーするのではなく悪いことも想定しながらプレーすること、それがプラス思考なのです。