【プレッシャーは自分の受け止め方の問題】
プレッシャーは誰にでもかかるもの、でも受け止め方を変えれば自分のエネルギーになります。
逆にプレッシャーをマイナス方向に受け止めてしまうとミスをしたり自分の実力を発揮できなくなります。
私がそれを実感したのは高校3年生の春の練習試合のことです。前の試合で私はヒットとホームランを打ってチームは勝ちました。活躍できてとてもうれしい気分だったのを覚えています。
しかしその次の試合のことでした。監督やチームメイトが次もホームランをと期待してくれていました。言われて嬉しかったのですがその試合はまったく打てなくて活躍できずに終わってしまいました。
それから5試合くらい結果を出すことができず相当悩みました。期待されていた分、結果を出さなければいけないという精神状態だったのです。
このような状態ではプレッシャーに負けてしまっているということです。だから結果もついてこなかったということです。
そんなときに抜け出すきっかけを作ってくれたのがコーチだったんです。技術的なところもメンタル的なところもいろいろなアドバイスをいただいたおかげでヒットもホームランも打てるようになり監督やチームメイトの期待にも応えられるようになりました。
大事なのは一人で悩まないことです。一人で悩んでもこれでいいのだろうかという不安が残ります。だから監督でもコーチでも相談できる人に話すことが大事です。
そして私が学んだプレッシャーをプラスにとらえられる思考は期待してくれてる人に感謝の気持ちを持つことだと思います。そして最後には自分だったらできるという強い気持ちです。
「これだけ自分に期待してくれている人がいるんだ。本当にありがたい。今まで今日のために準備をしてきたんだから自分はできる」
このように考えればプレッシャーではなく自分の力に変えることができます。これは今でもプレッシャーを感じたときは本当に助けられています。
あなたもプレッシャーを感じたときは期待にこたえなければ、ではなく期待してくれているという感謝の気持ちを持ってみてください。