【ピンチの裏側】
「神様は決してピンチだけをお与えにならない、ピンチの裏側に必ずピンチと同じ大きさのチャンスを用意して下さっている、愚痴をこぼしたりやけを起こすとチャンスを見つける目が曇りピンチを切り抜けるエネルギーさえ失せてしまう、ピンチはチャンス、どっしりかまえてピンチの裏側に用意されているチャンスを見つけよう」
今から10年以上前の話です。2007年夏の甲子園、佐賀北高校が全国制覇しました。
佐賀北高校の野球部は3時間という短い時間での練習だったそうで、それはサッカー部と共用で使っていたグランドだったからです。
このように限られた時間や環境の中、誰もが甲子園優勝できるなんて思ってもいなかったと思います。
この言葉は野球部の部室に掲げられている部訓です。
ピンチの後には必ずチャンスがあると信じることが大事だということです。
ピンチになるほど人は愚痴をこぼしたりできないと諦めてしまうことが多いです。このような状態でチャンスを待っていてもだめでやっぱり自分からチャンスを生み出すきっかけを作ることが大事です。
その中で大前提となるのが必ずチャンスがあると信じる力が必要だと思うのです。諦めで行動するよりも前向きに行動していた方が結果はついてくるはずです。
野球で言えば失点してしまったとしても次に絶対に打って返そうという気持ちを持つことです。
バッティングでもそうですが諦めの気持ちで打席に入るよりも自信を持って打席に入る方がいい結果に繫がったと思いますし、何とかすごいピッチャーでもくらいついていくこともできました。
だから信じるとか、自信を持つといった目に見えない力かもしれませんが私は野球をやってきて本当に大事なことだと感じました。
三振しても次の打席、ヒットを打たれても次のバッターそんな声をチームメイトと掛け合ってみてください。チームとしても個人としてもこれからの成長に繫がるはずです。