【積極的なチャレンジ】
「絶対にミスをするな、ミスしたら勝てないぞ!」
こんなことを言われたことはありませんか?
たまに少年野球を見に行くとこんな感じで怒鳴っている監督やコーチを見かけます。
私自身も言われたことがあります。このような言葉をかけられてどうでしょうか?ホントにミスをしなくなりますか?
私はこの言葉をかけられるたびにプレッシャーで積極的なプレーができなくなっていました。殻に閉じこもったような気持ちにもなりました。
つまりそのような言葉をかければかけるほど消極的になってしまうのです。
たぶん同じように感じている選手が多いのではないでしょうか。
消極的になってしまうと積極的にチャレンジしようという気持ちもなくなってしまいます。
積極的なチャレンジをするためにはやっぱり指導者がそのような言葉をかけないことが大事です。
プロ野球の仰木監督は消極的にプレーしてたとえ上手くいったとしてもには叱る、逆に積極的なプレーをしてミスをしたことには褒めるという指導法だったのです。
普通だったらミスをしたら叱るという監督が多いと思います。
そのような指導法だと選手は萎縮してしまい積極的にチャレンジしようという気持ちがなくなってしまうのです。
仰木監督的な指導法は選手の個性を潰さずに潜在能力を最大限に引き出すことができたのです。
まずできることとして選手の可能性を信じる気持ちです。具体的に何をするかというと、プレーに対して「ナイストライ!」と言葉をかけることなんです。私たちは結果ばかりに目が向いてしまいいいか悪いかで判断してしまいます。
でもこのように行動したことに「ナイストライ!」とかけることが大事なのです。そうすると消極的だったプレーも自然と積極的なプレーに変わってきます。
まずは指導者が選手を積極的なプレーができる環境を作っていく必要があると思います。