【選手のモチベーションをあげる】
選手に技術を教えたり、試合でどうやったらいい結果が出るのかなど教えることは大切なことだと思います。
しかし、教えてばかりでは選手の成長にはならないのです。
「手取り足取り教えるんじゃなくて、いかに選手をその気にさせるのかが大事」甲子園常連校の常総学院の監督を務めた木内幸男さんの言葉です。
選手をその気にさせなければ指導者が教えても選手は成長しないということです。
モチベーションが下がっている選手に教える前にその選手のモチベーションをあげることだと思います。
ワクワクしてやるのとイヤイヤやるのでは結果が違ってくるのと同じようにモチベーションが下がっている状態で教えても意欲を持って取り組みにくいのです。
木内監督は選手をけなすことが多かったそうです。「やる気がないならやめてしまえ」などと口にすることもあったそうですが、それも木内監督が選手をその気にさせる戦略だったのです。
しかしこれは甲子園常連校だから通じることなのかもしれません。
モチベーションの下がっている選手や能力がまだ低い選手にこのように言ってしまうと本当にやめてしまったりさらにモチベーションが下がってしまうこともあるかもしれません。
そういうときはプラスの声かけが有効だと思います。それは「君ならできる!」です。
簡単に頑張れとかやる気だしていこうと言ってもなかなかモチベーションは上がりません。
必ずできるということを相手に伝えることがモチベーションアップになります。
「君なら絶対にできるから!」という感じです。試してみてください。