【勇気を持って積極的に】
「指示を待つな!勇気を持って、積極的に行け!」
星野仙一さんの言葉です。
高校時代私もよく監督に言われました。指示を待つな!自分で考えて動けと。
何か行動を起こそうとすると勇気を持てなかったり自信がなくなってしまったりということはよくあります。
そういうときに誰かが指示を出してくれると思うことがあると思いますが、そこで自分から動かなかったら進歩できません。
指示をしてくれるのを待っていたら自分で考えることをしなくなるからです。
考えることをしなくなると誰かが指示をしてくれると思うようになります。つまり自分から行動を起こそうという意欲も薄くなってしまうのです。
そうならないために自分で考えて動くこと、勇気が持てなかったら誰かと一緒にやってみるでもいいと思います。
「指示を待つな!」と教えられたのは自分で考えて動かないと成長できないということだと思います。
基本的には答えを与えないというのがコーチングの基本です。
答えを与えすぎると考えることをやめ答えを待つようになってしまうのです。そうなると人としての成長ができなくなり指示を待つ人間になってしまいます。
コーチングでは答えは相手の中にあることを信じてそれを引き出す関わり方をするので、やりたいことやなりたい自分になること、今何をしたらいいのかがわかるので勇気を持って取り組めるようになっていきます。
指導者も指示をするではなく、コーチング的な関わり方が人を成長させていくのだと思うのです。