こんにちは!未来コーチングアーチの鈴木です。
浜松を中心にスポーツ向けのメンタルコーチングを行っております。
今日は試合中の声かけについてコラムを書きたいと思います。
中学生や高校生の野球の試合を見ていると皆さんよく声を出してチームを盛り上げてい雰囲気がいいですね。そのような雰囲気はいいのですが、作戦などを伝えるとき監督やチームメイトの間でこんな言葉を交わしているのを聞いたことがあります。
それは・・
「変化球には手を出すなよ」「高めの速い球は捨てよう」「先頭バッターの四死球は避けよう」などの声掛けをしているチームがあると思います。
私も「変化球は捨てろ」と監督から言われたことがありました。
このような言葉をかけられても何をしたらいいのかいまいちわからないのです。以前にも書きましたが否定的な言葉はうまく理解できないからです。
このような否定的な言葉を肯定的な言葉に変える必要があります。
「変化球には手を出すな」→「ストレートを積極的に狙っていけ」
「高めの速い球は捨てよう」→「真ん中から低めに狙いを絞って打っていけ」
「先頭バッターの四死球は避けよう」→「先頭バッターを三振にとろう」
といったような感じに肯定的な言葉にするだけでやるべきことが見えてくると思います。それから否定的な「~するな」と言われるとプレッシャーも感じてしまいますので肯定的な「~しよう」と言うことで積極的にプレーできるのです。
監督からの指示以外でもチームメイト同士でこのような声掛けができると積極的なプレーが生まれるのではないかと思います。
人はやるべきことが曖昧なままではなかなか行動に移せません。肯定的な言葉で明確に伝えることでどういうプレーをしたらいいのかが見えてくるのです。
強いと言われるチームはこのようなポジティブな考え方ができるチームだと思います。
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