こんにちは!未来コーチングアーチの鈴木です。
浜松を中心にスポーツ向けのメンタルコーチングを行っております。
高校時代に怪我をしたときの経験についてお話します。
スポーツ選手にとって怪我は付きものですね。
私も高校時代に怪我をして実践を離れた時期がありました。
しかも高校3年生の5月ごろ、最後の大会を控えた大事な時期でありました。
練習試合のとき左足に自打球を受けてしまい、試合後に歩けなくなってしまうほど痛かったです。
病院に連れてってもらい、打撲と診断されまいしたが、2・3日痛みがひかないようならヒビが入っている可能性もあると言われ、ショックを受けました。
しかし、翌日は少し痛みがひき歩けるようになったのですが、当然走るのは難しく、みんなと同じ練習には参加できませんでした。
それでもじっとしていられなかった私は、何かできることはないかと考え、そこで思いついたのが左足に負担のかからないバント練習でした。
普段の練習試合でバントをすることはほとんどありませんでした。
と言うのも、クリーンナップを打っていましたのでバントのサインが出るのも珍しいくらいです。
それに自分自身もバントが苦手だったのですが、それでもバント練習を徹底的にやりました。
夏の大会でノーアウトランナー一塁の場面で打席に入り、サインは送りバントでした。
そして見事に送りバントを決め、そのランナーが生還。
その1点が決勝点となり、私のチームは1点差で勝ったのです。
バトンが苦手だった私でも怪我をきっかけに始めたバント練習が生きたのです。
このように怪我をしたことで、できないことを理由にするのではなく、怪我をしたからこそ何ができるのかを考えたから、このような結果になったのだと思っています。
怪我をしたからと言ってあれもできないこれもできないを言うのではなく、それでもできることは何かを探すことが大切だということを学びました。